システムロケール
システムロケール概要
locale は国や地域などの言葉・文字・単位・日付形式などを定義したものです。この locale を切り替えることでLinuxは国際化ができるようになっています。
システム全体にわたるロケール設定は /etc/locale.conf ファイルに保存され、システム起動の初期段階で systemd デーモンにより読み込まれます。/etc/locale.conf に設定したロケール設定は、個別のプログラムやユーザーが上書きしない限り、すべてのサービスやユーザーに継承されます。
システムロケールの設定
現在のロケール確認
# localectl status
利用可能ロケールの一覧
# localectl list-locales
C.utf8
ja_JP.eucjp
ja_JP.utf8
日本語用パッケージがインストールされていない場合は下記のようにインストールする
# dnf install langpacks-ja glibc-langpack-ja
デフォルトロケールの変更
# localectl set-locale LANG=ja_JP.utf8
# localectl set-keymap jp
注意
Red Hat Enterprise Linux release 9.2 (Plow) 時点では上記locale設定をしてもターミナル上で日本語が文字化けしている
そのため暫定的に LANG=C.UTF-8
を設定して回避できる