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サーバ用途の設定

送信用設定

ネットワーク関連

主にどこからのSMTPリクエストを受け付けるか、どのネットワークでリッスンするかを指定
内部からのSMTPリクエストを処理し、外部に送受信する場合はmynetworksに信頼するネットワークを設定し、
リスニングするinet_interfacesallか外部通信するネットワークを設定

mynetworks = <network address>, <network address>
inet_interfaces = all
inet_protocols = ipv4

inet_protocolsは必要によりipv4だけに限定している

メールヘッダーの書き換え

外部にメールを送信する際に、ローカルNW情報が流出しないよう書き換える

header_checks = regexp:/etc/postfix/header_checks

書き換えルールの設定

# vim /etc/postfix/header_checks
/(^Received:.*) \[[0-9]+\.[0-9]+\.[0-9]+\.[0-9]+\](.*)/ REPLACE $1$2

FROM、ENVELOPE FROMの書き換え

メール送信を行う前に、FROMやENVEROPE FROMを独自ルールで自動的に書き換えることが可能
ローカルネットワーク内の転送用SMTPサーバから送られてくるメールのFROM書き換えなどに有用

デフォルトではFROM、ENVELOPE FROM両方のヘッダーを書き換えます

sender_canonical_classes = envelope_sender, header_sender
sender_canonical_maps = regexp:/etc/postfix/sender_canonical

書き換えルールの作成

# vim /etc/postfix/sender_canonical
/@hogehoge.localdomain/ @localhost.localdomain

@hogehoge.localdomainFROMのメールを送信する際に@localhost.localdomainに書き換える

ルールをハッシュ化

# postmap /etc/postfix/sender_canocical

再起動して反映

# postfix check
# systemctl restart postfix